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クラフトビールとは?クラフトビールは、大量生産のビールが市場のほとんどを占めていたアメリカが発祥とされています。1980年代に小さなブルワリーが登場し始め、クラフトビールが広がっていきました。
現在アメリカには、8,000軒を超えるブルワリーがあり、多彩なクラフトビールが醸造されています。
アメリカのマイクロブルワリー(小規模な醸造所)の業界団体、ブルワーズ・アソシエーションによりますと、小規模で独立した醸造所を「クラフトブルワリー」と定義し、伝統的な手法と新しいスタイルを生み出すための革新的な副材料などを使う手法を用いて醸造されるビールを「クラフトビール」と呼んでいます。
「小規模」とは、現在では年間生産量が600万バレル(約70万キロリットル)以下とされています。ちなみに、これを超える「大規模」なメーカーがクラフトビールに準ずる製法の商品を発売した場合などには、クラフト風のビールということで、「クラフティビール」と呼ばれることもあるようです。日本では、まだクラフトビールについて明確な基準や定義はありません。ただ、「クラフト」を「手工芸品」の意味で捉え、職人がこだわりをもって手作りする、大量生産品にはない個性を持ったビールというイメージで定着しているようです。
日本のビール造りにおいて大きなポイントとなったのは、1994年の酒税法改正のとき。
ビールの製造免許を取得するのに必要な最低の製造量が2,000キロリットルから60キロリットルへと大幅に引き下げられました。
その結果、それまで大規模な工場などでしかできなかったビールの製造が、小さな醸造所でも可能となりました。
酒税法の改正により、地酒のような感覚で、日本各地でビールが造られるようになり、「地ビール」ブームが起こりました。
小規模な醸造所で製造されたビールという意味では、これらが日本のクラフトビールの前身といえるでしょう。

■ブリュードッグ
イギリスで大人気のクラフトブルワリーBREWDOG(ブリュードッグ)のオーナーが、世界一のIPAを目指し、大量のホップを使用して作り上げたという「PUNK IPA」。 製法へのこだわりから「パンク」と名付けられているが、その味わいはすっきりしていて飲みやすい。



